ジョシュア・ベッカー著「より少ない生き方」ミニマリストで豊かな人生になる

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ブックログ
Do氏
Do氏

ご覧いただき、ありがとうございます。

ミニマリストって言葉聞いことありますか?

いらないものを出来る限り減らして最低限の物だけで生活する人のことを指す言葉なのですが、僕がこの言葉に興味を持ったのは息子が生まれる頃でした。

きっとこれから息子の物も増えて家は物だらけになるんじゃないか。

そんな不安を少しでも和らげたいと思い手に取ったのが今回紹介する本です。

はじめは、物を減らしたからって何も変わらないって思っていたんですけど、この本に書かれている考えを取り入れたら僕の感じる人生の豊かさはこれまでとは大きく変わりました。

おそらく、この記事を見ているあなたは僕と同じような不安があって来ている人だと思う。

でも大丈夫!

今日からあなたも「ミニマリスト」

そうなろうとする気持ちが一番大事なのです。

より少ない生き方 ジョシュア・ベッカー著

所有物は幸せを運んでくれない。(中略)「私の所有物は幸せを運んでくれないだけではない。それどころか、むしろ私を幸せから遠ざけている!」
(17ページ5~8行目より)

この言葉が意味するのは、たとえ高価な物や話題の物、それらをいくら手に入れたところで本当の幸せを手に入れられるとという事にはならない。

そんなメッセージが込められている。

所有物がたくさんあると逆に気が散ってしまって、余計なことを考える時間も増えてしまう。

本当に大切なことに集中するためには増えすぎた物を何とかすることから始めなくてはいけない。

まずは今の所有物を半分にまで減らすように努力をする(半分は無理でもまずは減らす努力をする)。

大丈夫!あなたの手放すものは無駄にはならない。

売ったり寄付したりすれば、それを必要としている人は山のようにいますから。

公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA) | アジアの子どもに教育を。本を通じて世界が拓ける
すべての子どもに教育を届けるため、アジア7カ国8地域で教育文化支援、緊急人道支援を行っています。

例えばこのような団体が日本にはたくさんあります。積極的にこういう所に寄付してみるのもいいかもしれませんね。

物を手放すことで得られるメリット

  • 時間とエネルギーが増える
  • お金が増える
  • 人のためになることができる
  • 自由が増える
  • ストレスが減る
  • 環境にやさしい
  • 質のいいものを持てる
  • 子どものいい手本になれる
  • 人に面倒をかけない
  • 人と比べなくなる
  • 満足できる

どうでしょうか?

こんなにもメリットがたくさんあるというと疑ってしまいますよね。

でも、実際にはこれ以上のメリットがあると思います。

僕が良かったと思えるのは、無駄遣いを減らして質のいいものを少しだけ持つということです。

今までどれだけ無駄遣いをしていたのかに気づけましたし、質のいいものを持つことで他にあれこれ欲しがらずに済むようになりました。

それに、僕を含めお子様がいる人にとっては「過剰な消費をあおる文化から身を守れるように」お手本となることができます。

今の世の中本当に危険ですよ。なんでも買えば手に入りますが、買ったものに対しての責任などを教えてくれる人はほとんどいません。

一つのものを永く愛用する事をしっかり教えてあげられる大人が増えてほしいものです。

我が子に「あれが欲しいこれが欲しい」や「買い物に行こう」と言われるよりも「パパママ大好き」と言われる方がどんなに幸せか、想像するとにやけてしまいますね。

目的に合わせてシンプルにする方法を選ぶ

ミニマリズムの最大の利点は、自分にとっていちばん大切な夢に集中する余裕が生まれることだ。
(67ページ13~14行目より)

ミニマリズムと言うと何でもかんでもすべてのものを捨てることと勘違いをする人がいます。

もう一度ミニマリズムという言葉をおさらいしましょう。

ミニマリズムとは

いちばん大切にしているものを最優先にして、その障害になるものはすべて排除すること。

と定義されています。

いちばん大切なものを最優先にする。ただそれだけです。

いちばん大切なものを中心に考えて、それをするために不必要なもの(妨げになるもの)を排除すればいいのです。

人生の目的や価値観は人それぞれですから、一人ひとりやり方が違うのは当然ですしそれについて批判されることは何もありません。

大事なのは自分にとって何が一番大切なのか、その目的や価値観、いわゆる哲学のようなものですね。これを見つけることが一番重要になります。

目的意識を持って能力を最大限に発揮する

ミニマリズムという生き方が自分の一部になると、単に所有物が少なるだけでなく、ミニマリズムの哲学が人生全般に浸透するようになる。すべてのことで、もっと意識的に生きられるようになる。
(290ページ8~10行目より)

本書に書いてあるミニマリズムの哲学を自分の一部にすることが出来た人は、あらゆる面で的確な判断ができるようになっているはずです。

  • 自分にとって大切なものとは何か
  • 何が必要で何が不必要なのか
  • どのような方法で不必要なものを無くすのか
  • これから先どんな物を取り入れたらいいのか
  • 見た目にこだわらず、健康を重視するには

あらゆる選択に対して的確な取捨選択をして、自分に最も合うものを選べる。

ミニマリストになってそんな賢い生き方が出来たら素敵ですね。



まとめ

本書はこんな人におすすめ

  • 家に者があふれかえって困っている
  • 物が捨てられなくて困っている
  • 無駄なことに時間を使わないための術を身につけたい
  • シンプルに生きたい
  • 何事に対しても自分にあった選択ができるようになりたい

いい意味で所有物に対する見方が変わると思います。

そして物だけでなく、他人、自分に対する様々な見方が変わり、良い感情を生み出せるようになるでしょう。

Do氏
Do氏

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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