家族が脳卒中になってしまって困ったら読んでください

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ブログ

僕のブログに来てくれてありがとうございます。Doさんです。

今日は『身内が脳卒中になってしまったら』ということについて書いていきたいと思います。

なぜこのことについて書こうと思ったかというと、実は僕の母も2015年の10月に脳卒中になってしまって現在も入院中なんですけど、入院して間もない頃は僕たち家族もなにをしたらいいのか分からず、インターネットでいろいろ検索してみたんですけど、なかなかいい情報に出会えませんでした。

ということは、同じく困っている人がいるはずだと思って少しでもお役に立てることがあるならと思って書くことに決めました。

家族(親)が脳卒中になってしまって困っている方、このブログを見てくれているということはご家族様の『命』が救われたことと思います。とりあえず、僕は心から『良かったぁ』って思います。意識さえ戻ればそこから先は回復していくことしかないので安心してください。

まず入院生活を送るうえで困るのが『入院費』の負担のことだと思います。この不安を軽減させるためにすぐにやってもらいたいのが高額療養費制度の申請です。平成27年1月から制度が少し変わったようなので、全国健康保険協会のホームページが見やすくて分かりやすかったので確認してみてください。

高額療養費制度の申請の流れ

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  1. お住まいの地区の役所に国民健康保険担当窓口があるとおもうので、そちらに入院されるご家族の健康保険証印鑑をもって申請したい旨を伝えて下さい。
  2. 係の方から渡された申請用紙に必要事項を記入していきます。
  3. 申請用紙を提出するとその場で『限度額適用認定証』がもらえます。

この時の申請は心配しなくても役所の方が一緒になって親切に教えてくれると思います。
役所の方は僕たちみたいな困った人をたくさん見てきているので、すごく親切です。僕も役所の親切さには驚きました。

この申請の際に、入院されるご家族が65歳以上の方であれば介護保険の説明も一緒にしてくれます。簡単にいえば、退院後の生活に必要なサービスのお話とか、介護の必要の度合い(要介護1~5)の認定のお話です。不安なこととか聞きたいことはこの時に一緒に聞いておくといいですよ。この時に役所の方が介護保険の認定の調査のお話を一緒にしてくると思います。現状の症状など聞かれると思いますので、ありのままをお話してください。役所の方が大体の度合いを教えてくれると思います。介護保険の認定調査はこのときは行わず後日日程調整をして行いますので、それまではなるべく毎日、入院されるご家族の様子を見ていてあげてください。あと、この時にうけとった『限度額適用認定証』は入院先の病院にすぐに提出してください。僕も不安だったので、もらったあとすぐに病院に提出しました。

介護保険の認定調査

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認定調査は各自治体によって違うかもしれないですけど、おそらく自治体から依頼を受けた民間の認定調査員がくるとおもいます。調査方法はヒアリングが主体で、身体に関しては多少しか触れてこないと思います。
このヒアリングなんですけど、気をつけてほしいことが一つあります。それは、入院されている本人が自分で『出来ないことも』強がって『出来る』と言ってしまって低い認定をうけてしまうおそれがあるということです。本人にとっては低い認定の方が好ましいことだと思いますが、一緒に暮らすご家族の方にとってはその評価によって退院後の生活が大きく変わってきてしまうのでこの一点だけ気をつけて、本人には出来ないことは出来ないと言ってもらうようにうまく話してください。

この認定評価を下げたくない理由は、介護度によってデイサービスや訪問リハビリで使える単位というものが大きく変わってくるからです。退院後はできるだけこのサービスを利用できる状態にしておかないと一緒に住まれるご家族の負担が大きくなってしまいますし、仕事も手につかない状態になってしまっては生活にも支障をきたす結果にもなりかねないので、くれぐれもヒアリングは慎重にするようにしてください。

この調査は結果が出るまで1~2ヶ月くらいかかります。通知は郵送で送られてくると思いますので大事に保管しておいてください。転院されるときなど、転院先の病院で必要になります。

ここまででわからないことはないでしょうか?
入院後の回復が順調ですといいですね。

この記事ではここまでにしておきます。
入院後の流れから転院までなどのお話はこの次の記事にします。ご家族が脳卒中で入院されたらまずはこの2つを必ず済ましてくださいね。

入院中の詳しいお話など聞きたい方いらっしゃいましたら気軽に当サイトホームにある『お問い合わせ』からご連絡ください。僕の経験で分かる範囲のことはなんでもお答えします。

この『つらい経験』を『人の役に立つ』ことに活かせればと思っています。