
ご覧いただき、ありがとうございます。
観葉植物を選ぶ時に、自分の住んでいる環境に合ったものがどれなのか分からずに困ることってありますよね。
僕も、観葉植物に興味を持ち始めたばかりの頃は、知識があまりなくて枯らしてしまった経験が数多くあります。
これから観葉植物に興味をもって購入を考えている人には、なるべくそういう経験をしてほしくないと思い、この記事を書くことにしました。
最初はなんだかよく分からなくて
「何を買ったらいいのか」「自分に合った観葉植物って何なのか」
分からないですよね。
でも安心して下さい。
この記事は、その悩みを解決するために、簡単に4つのポイントに絞って解説していきます。
観葉植物を購入する前に知っておきたい4つのポイント
観葉植物を購入する際には、以下の4つの点に注意して選ぶ必要があります。
以下のことを意識して購入しないと、せっかく購入した観葉植物を枯らせてしまう原因にもなってしまうので覚えておいて下さい。
置く場所
観葉植物にはいくつかの特性があり、それぞれに適した環境があります。
植物を買う時に意識したいポイントの1つ目は、購入した観葉植物を置く場所です。
あなたが住んでいるお部屋の環境によっては、その環境に耐えられない植物も存在するということです。
置く場所で気にしたほうがいいポイントを細かく説明すると
- 日当たりはいいか
- 風通しはいいか
- 室温がある程度一定か
- 湿度はどれくらいか
なぜ置き場所に気をつけなければいけないのか?
観葉植物にとって
その置き場所=生育環境
になるからです。
観葉植物にとっては、生育環境が良いか悪いかが寿命に大きく影響してきます。
日当たり
日当たりに関しては、直接あたる場所よりもカーテンのレースごしや間接的に光が当たる場所がベストです。
直射日光は植物の葉っぱが焼ける原因になるので気をつけて下さい。
風通し
風通しに関しては、いいに越したことはないのですが、そこまで気にしなくても成長はしてくれるので、できれば風通しのいい場所に置くぐらいの意識で大丈夫です。
植物も呼吸をして生きているので、人間と同じように空気のいい場所で育つのが理想ということですね。
室温
室温は、10℃以上のお部屋で管理するようにしてください。
10℃以上あれば普通の作りの家であれば大丈夫です。
温度管理で気をつけるのは、10℃以下になる場合です。
観葉植物は寒さに弱い生き物なので、特に5℃くらいになるお部屋では徐々にしおれていき、一度元気をなくすと復活する確率が減ってしまうので注意が必要になります。
湿度
湿度は高すぎず低すぎずの50〜70くらいの間で管理するのが理想です。
観葉植物は湿度に強いイメージがありますが、高すぎると水を吸う力が弱くなり、茎が柔らかくなっていってしまうので注意してください。
購入前には、上記の置き場所のポイント4つを確認してから購入することを心がけて下さい。
観葉植物は、適した環境で育てれば半永久的に育ってくれますので、まずは置き場所を把握してあげることが大事です。
サイズ感
観葉植物は種類によって、高さがあるものや横にがさばるもの、小さいものから大きなものまで数多くの種類が存在しています。
鉢の大きさは3号〜10号くらいが一般的です。
目安としては以下のようになります。
- 3〜5号(50cm以下)
- 6〜8号(50cm以上〜120cm以下)
- 8〜10号(120cm以上〜180cm以下)
初心者から育てるのであれば、ダイソーなどで販売されている3号鉢のものから始めるのがおすすめです。
3号鉢の小さいものを購入して、お部屋の環境に合うかどうかも併せて検討するとより良いと思います。
今は、土を使わずに手軽に育てられるハイドロカルチャーというものもありますので、一度見てみるといいですよ。
⬇こんな感じのものです⬇
お部屋に合わない観葉植物を買ってしまい、仕方なく廃棄するなんてことにならないようにするようにしましょう。
ちなみに、8〜10号鉢のものを買う場合、お部屋が広くて植物の育成環境に合っていることが絶対条件になります。
小さな植物よりも大きな植物のほうが、環境の変化に、より繊細になるということを覚えておいて下さい。
ライフスタイルに合わせる
観葉植物を買う時に1番気をつけなければいけないポイントが「ライフスタイルに合わせる」ということです。
たとえば、あなたが忙しい人であまり植物の面倒を頻繁にみれない人だとすると、繊細な部類に属する植物を育てるのは難しいと思います。
繊細な植物とは、主に乾燥に弱い植物のことを指します。
専業主婦のかたと毎日遅くまで残業続きの会社員のかたでは、植物の手間にかけられる時間に差が出てしまい、結果として枯らしてしまったなんてことにもなりかねません。
植物の手間に充分な時間をかけられる人は心配ないと思います。
忙しくてあまり手間を掛けられない場合は以下の点に気をつけて選んで下さい。
- 乾燥に強い植物
- 耐陰性(日陰でも育つ)がある植物
- 暑さや寒さに強い植物
この3つの条件を持ち合わせている植物であれば、そんなに過剰にお世話をしなくても自然に育ってくれるので心配ありません。
その他にも、丸い葉っぱととがった葉っぱでは与える印象も大分変わってきます。
丸い葉っぱは、リビングなどに置くと優しい印象を与えてくれて家族に癒やしを与えてくれます。
逆にとがった葉っぱはシャープな印象で、勉強部屋や書斎に置くと集中力を高める効果があります。
風水としての効果も期待できるので、別の楽しみ方も出来るかもしれません。
家族持ちのかた、一人暮らしでインテリアとして育てたいかた、ライフスタイルは一人ひとり違うと思いますので、あなたのライフスタイルに合った植物を選んでみてくださいね。
観葉植物を買う時に気をつけるところ
お気に入りの観葉植物が見つかったら、気をつけて見てほしいポイントがあります。
- 名前のラベルがあること
- 葉っぱが全体的に若い葉っぱのもの
- 病害虫の存在
- 茎が柔らかくなっていないか
名前のラベルについて
購入時に名前が記載されたラベルがあるかどうか必ず確認してください。
名前を確認して購入しないと、その植物がどんな環境に適して、どのように育てれば良いのかが分からないままになってしまいます。
急に弱ってきたり、害虫の被害にあったときなど、対策を講じるためにも最低限名前は知っておきたいところです。
若くてツヤのある葉っぱのものを選ぶ
若い葉っぱとはどんな葉っぱなのか分かりませんよね。
分かりづらいかもしれませんが、上の写真の矢印の葉っぱが新芽です。
大人の葉っぱに比べると、色が黄緑色に近いので、実際に見たほうが分かりやすいかもしれません。
新芽が生える場所は、大人の葉っぱの茎の根元から生えてきます。
新芽がたくさん生えている観葉植物は、健康で元気という意味なので、出来る限りそういうものを選ぶようにしてください。
病害虫の見つけ方
観葉植物に付きやすい病害虫には、ハダニ、カイガラムシという名前のものがあり、気づかずに購入してしまうと、後で駆除に困ってしまいます。
見分け方は、葉っぱに白や茶色、または黒っぽい斑点が付いているものがそれに当たります。
- ハダニ
- カイガラムシ
その他には、茎の部分が黒くグチュグチュになってしまう軟腐病などがよくある病害虫の代表例ですね。
もし、これ怪しいなと思ったらお店の人に聞いてみるのが確実だと思います。
茎が柔らかくなっていないか
ショップなどで販売されているものでも茎が柔らかくなっているものを見かけるときがあります。
これは、水のあげすぎによる根腐れが原因です。
根腐れをさせないようにするためには、適度な水やり、置き場管理が必要になります。
一度根腐れしてしまった植物は、再生が難しく初心者では手間も凄くかかるので、茎が柔らかくなっているものには気をつけて下さい。
最後に
自分にあった観葉植物を選ぶときに気をつけることをまとめると以下のようになります。
- 置き場所の環境を把握する
- 適切なサイズの植物を置く
- ライフスタイルに合うものを選ぶ
- 観葉植物について特性を知る
この4つのポイントを押さえておけば、あなたのライフスタイルに合ったお気に入りの観葉植物を見つけることができます。
一度枯らしてしまうと、罪悪感にかられてしまう事もあるかもしれません。
ですが、植物はいつかは枯れてしまうものです。
失敗を重ねて学んでいくことが一番大事だと思いますので、この記事で学んだことを繰り返し実践することを心がけましょう。
あなたの、インテリアとしての観葉植物ライフを満喫してくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


