
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
この記事を見てくださっているということは、あなたは苔玉に興味をもたれた方ですね。
この記事を見れば、苔玉のことはもちろん、作り方まで覚えることができます。
もともと観葉植物や盆栽が好きな人なら「苔玉」って聞いただけで「あぁ~あれね」って分かると思うのですが、聞いたことない人は「なんじゃ?」って感じですよね。
この記事は「苔玉」を見たことも聞いたこともない人のために、苔玉のこと、作り方を簡単に分かるように書いています。
苔玉とは
観葉植物や多肉植物を一般的な鉢植えで飾るのではなく、ケト土という粘土質の土を球状に丸めたものに観葉植物や多肉植物を植えて、その玉の周りをハイ苔で包んで飾りつけたもののことを言います。
イメージ的にはこんな感じです。
日本各地に分布するハイゴケ科の植物です。
郊外の塀にへばり付いたりしているものもあります。
⬇この写真のような苔です
苔玉は植木鉢で育てるよりは難しいと言われているのですが、選ぶ植物によっては管理しやすい方法でもあります。
なんと言っても、見た目が丸くてかわいいマリモみたいなので、癒やしの効果は抜群ですね。
もし、この記事をみて気になった人は、是非作ってみてくださいね。
苔玉の作り方
それではさっそく苔玉を作っていきます。
僕が今回選択した観葉植物はテーブルヤシというヤシ科の植物です。
このテーブルヤシは成長期の5月から6月は多めに水やりをしなくてはいけないのですが、わりとそんなに神経質にならなくても元気に成長してくれる強い植物なので初心者のかたにはおすすめです。
用意するもの
- 苔玉に植える観葉植物
- ケト土
- 腐葉土
- 赤玉土
- バーミキュライト
- 水苔(できればハイ苔)
- 苔を巻きつける糸
1.ベースとなるケト土を混ぜこねて形を作る
ベースとなる土は、ケト土7赤玉土3の割合で混ぜて霧吹きなどで水分を含ませながら耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねます。
丁度良いやわらかさになったら球状に丸めて、中心をおわん状にしていきます。
2.おわん状にしたケト土に植物と土を入れる
この時入れる土は、買ってきた植物にもともと付いていたものでも大丈夫ですが、せっかくなので新しい土を作って入れたいと思います。
観葉植物の土の割合は
- 赤玉土:4
- 腐葉土:4
- バーミキュライト:2
の割合で混ぜれば作れます。
こんな感じで中に植物と土を入れたら優しく包んで丸く形を整えます。
あんまりまん丸ではないですけど、こんな感じで形を整えて下さい。
3.丸く整えたケト土に苔をはり付けていきます
今回はハイ苔が手に入らなかったので、使用するのは水苔なんですけど、本格的に作りたい人はハイ苔を使って下さい。雰囲気が格段に出ます。
水苔はバケツなどで水に浸してほぐしてあげます。
苔のはり方は、上からはり付けて最後に下をはります。
こんな感じにはり付けたら苔を固定するために糸を巻きつけていきます。
巻き方は特に決まりはないので、好きなだけ巻いて大丈夫。
ただ、あんまり巻き過ぎると見た目が良くないので、程々に。
こんな感じで完成です。
今回、入れ物を用意していなかったので植木鉢の受け皿に仮置きしています。
苔玉は飾るのが醍醐味なので入れ物はおしゃれにしたいところです。
入れ物一つで愛嬌のあるかわいらしい作品になるので、気に入った入れ物に入れて飾ってくださいね。
皆さんも是非、苔玉つくってみてくださーい。
苔玉の管理方法
苔玉の天敵は乾燥なので
- 霧吹きでの保湿
これがすごく大事です。
周りの苔が乾いてしまうとベースのケト土が乾いてしまい、植物が枯れてしまう原因になります。
霧吹なら手間いらずで簡単にお手入れできるのでやってみて下さい。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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