
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
この記事は、洋楽に詳しくなりたいけど、どうやったら詳しくなれるのか分からない人に向けて、元クラブDJ経験者の僕が記事を書いていきます。
この記事を見ると、洋楽(音楽)全般に詳しくなるための基礎が身につきます。
まず、前提として言っておきますが、流行りの曲を追い求めるのは悪いことではありません。
音楽に詳しくなりたい人でよく勘違いしているのが、
「流行りのアーティストや曲を知るのが音楽に詳しい人」
という誤った認識をしていることです。
みんなが知っているアーティストや曲を知ることも、話が盛り上がるという面ではいいのかもしれませんね。
今、この記事を見ているあなたは、たぶん、それは違うんじゃないかという考えを持っているのではないでしょうか?
その考えを持っていれば、ちょっとしたコツさえ掴めば、流行りの音楽を知る以上に音楽に詳しくなれると思います。
音楽(洋楽)を楽しむ本質は、結局のところ、自己満足でいいのです。
それを念頭に置きつつ、他人にも教えられるぐらいになるための知識が身についたら楽しそうじゃないですか?
この記事を読み返して実行すれば、そのレベルには到達できるでしょう。
では早速、洋楽を楽しんで詳しくなっていく方法についてお話していきますね。
実は、その方法は簡単ですぐにでも意識ができることが多いので、リラックスして読んでください。
洋楽の楽しさは昔の曲を知るところから始める
昔の曲から知るのと聞いて驚かれたのではないでしょうか?
その理由は徐々に述べていきますね。
かくいう僕も、最初は洋楽に詳しかったわけではありません。
今のあなたと同じようにどうしたら洋楽に詳しくなれるのか、自分なりに考えてとにかく行動だけ起こしているような感じでした。
流行りの曲を聞いては、友達との会話の話題にしたり。
最初の頃は、流行りの曲だけを追ってなんとなく周りとの話題に遅れないことだけを意識して洋楽の情報に触れていました。
でも、いつからか、流行りの曲だけを追っている自分に違和感を覚えていったんですね。
音楽って、すごく歴史が深い文化だと思いませんか?
「歴史があるのに流行りの曲だけ聴いていて音楽に詳しくなれるのか?」
そんな感情を抱くようになっていったのです。
実際、過去に流行った曲とかって、今になっても別のアーティストがカバー曲でリリースしたりしているのに気づきませんか?
これこそが、昔の音楽に魅力があることの証だと思います。
過去に大ヒットした曲は、時代に関係なく幅広い人に聴かれていくものなんです。
そんな事実を知っていくにつれて、僕は一つ確信した事があります。
「今ある音楽の元は、昔の音楽が姿かたちを変えて存在しているだけ」だということに。
だとしたら、過去にさかのぼって掘り下げていけば、今の音楽の誕生までもが知れるということなんです。
「過去の音楽を深く知る」
まずは、この考えを持つことが、洋楽を楽しんで詳しくなるための第一歩になります。
今から洋楽を知るなら90年代前半からがおすすめ
なぜ90年代前半からなのか?
答えは2つあります。
1つ目の答えは
- 近年で一番音楽が盛り上がっていた時期だから
90年代前半〜00年にかけてはとにかく音楽の大ブームでして、僕の大好きなジャンルの「HIPHOP」もこの時代が全盛期でした。
日本でよく耳にする「J-POP」の全盛期もこの時期でしたね。
この時期、よく耳にしていたのが「CDのミリオンセラー」とかです。
今のネットの情報時代でCDのミリオンセラーなんか絶対あり得ないですよね。
そもそもCD買う人がほとんどいなくなりました。
この時期は、それぐらい熱狂的なファンが多くて音楽が盛り上がっていたので、様々な曲調の音楽がお宝のようにゴロゴロとありました。
なので、90年代の曲を知ることが音楽の歴史を深く知ることができるという答えに繋がります。
2つ目の答えは
- アナログからデジタルへの時代の移り変わりだから
90年代から、アナログのレコードからデジタルのCDに変化していきました。
アナログのレコード時代に流行った音楽というと、ジャズ、ソウル、ファンクなどのジャンルが主流で、今流行っているようなHIPHOPやR&Bというジャンルは存在していませんでした。
- アース・ウインド&ファイアー
- スティービー・ワンダー
- ジャクソン5
- プレジャー
音楽にうとくてもこの辺りのアーティストなら分かりますかね?
ここでは名曲までは挙げませんが、彼らの名曲の多くも、後に様々なジャンルでカバーされるようになります。
じゃあ、なぜこの時代の音楽を知れというのか。
HIPHOPやR&Bといった、今、流行っている音楽の原型が、アナログのレコード時代に流行ったジャズやソウル、ファンクなどから出来ているからです。
HIPHOPやR&Bの曲を作るためには、これらのジャンルの音源を一つ一つバラしてサンプリングしています。
音をデータとして取り込むことです。
通常、サンプラーという機材を使っておこないます。
このような感じでおこなわれています。
どうですか?
興味深い動画ですよね。
HIPHOPやR&Bの1ジャンルをきちんと知りたいと思うことで、ジャズやソウル、そしてファンクなどのジャンルも知れるということです。
90年代の音楽からは、その基礎を覚えることが出来るというのが2つ目の答えです。
重要なのは「一つのジャンルに囚われない」ことです。
次はもうワンステップ深く入り込んでいきましょう!
プロデューサーを覚えると曲調が分かる
「プロデューサーを覚える」
こんな事を意識して音楽を聴いていましたか?
プロデューサーを覚えて意味あるの?
そんな声が聞こえてきそうですね。
洋楽に詳しくなりたいならば、プロデューサーを覚えることは絶対に必要不可欠になります。
なぜかと言うと、プロデューサーによって曲調には特徴があります。
プロデューサーが分かると
- 使っている音源のジャンル
- 元の曲名やアーティスト
を知ることが出来るからです。
この2つが分かるとあなたの音楽の知識が確実に上がります。
僕たちDJをしていた人間は、歌よりも、音で曲を覚えていることが多いんです。
「あ、この曲はこのラッパの音使っているからあの人だよね!」
「このスクラッチはあの人の技だよね!」
ターンテーブル(DJ機材)の上で、レコード盤を針でこすって音を出すこと。
みたいな会話が繰り広げられています。
スクラッチも人によって技に違いがあるので面白いんです。
HIPHOPで有名なのは、DJプレミアという人の「チョップ」というスクラッチ技法が有名です。
DJプレミア(DJ Premier、本名: Christopher Martin、1966年3月21日 – )はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれのDJ、ミュージシャン、音楽プロデューサー。通称プリモ(Primo)。ヒップホップデュオ、ギャング・スターの一人。アメリカのヒップホップ界を代表するプロデューサー(トラックメーカー)である。
HIPHOP界や洋楽全般には凄腕プロデューサーという人が数え切れないくらいいます。
僕の好きな例で挙げれば
- DJプレミア
- ピート・ロック
- エリックサーモン
- テディー・ライリー
- RZA
- Nu−mark(ヌ・マーク)
など、HIPHOP系のDJが多いです。
この辺りのプロデューサーは、ジャジー、ソウルフル、ファンキーな曲調を操るのがすごく上手くて、温かみのある音楽を作り出すのが得意ですね。
この人数を知っているだけで、様々なジャンルに、数千、数万という曲を知ろうと思えば知ることができちゃいます。
もっと広く知れば知るほど、あなたの洋楽の知識は莫大な量になり、洋楽を楽しむための糧になっていくことでしょう。
新作の音楽を買う時にも、プロデューサーを意識して見るようにしてみてください。
では、さらに深く入り込んでいきますよ!
プロデューサーが分かってきたら次は元のネタを知る
元ネタと言われてもあまりピンとこないですよね。
例を挙げてみます。
まずは初級編
J-POPで聴いてみましょう。
島谷ひとみのパピヨン
この曲の元ネタは、アメリカの有名な歌手ジャネット・ジャクソンさんの曲「ダズント・リアリー・マター」が元になって作られています。
ジャンルはR&Bですね。
もう一つは上級編です。
こちらはウータン・クランというHIPHOPグループのメンバーでゴーストフェイス・キラーの曲です。
ゴーストフェイス・キラー ”Daytona 500 (feat. Raekwon & Cappadonna)”
この曲の音源で使われているのは実はジャズ・フュージョンというジャンルなんです。
全く別ジャンルの音源が使われているなんて面白くないですか?
ボブ・ジェームス“Nautilus
この曲の音源が使われています。
これで、4曲と4ジャンルを知ることができましたね。
こんな感じです。
今はインターネットの情報があるので、昔に比べるとけっこう簡単にさがせて楽しいので、是非チャレンジしてみてください!
洋楽マスターになるためのまとめ
まずは何でもいいので昔の曲で気になる曲を片っ端から買ってみましょう。
意識するのは
- 90年代の曲を探す
- 曲がリリースされた年
- プロデューサーが誰か
- 元の音源は何か
この4つです。
この4つを意識して得られるのは
- 広いジャンルの音楽を知れる
- 曲ごとの特徴が分かる
- 人に教えてあげられるようになること
これが身につけばかなり大きな財産になると思います。
もし気になる曲が無い、もしくは分からない場合は、当サイトの音楽コーナにAmazonMusicUnlimitedの視聴機能を使って掲載してあるので、読み漁ってみてください。
なお、僕はたくさんの音楽に触れたいのでAmazonMusicUnlimitedという音楽ストリーミングサービスを使っています。
宣伝とかではなく、本当に便利なサービスなので、是非つかってみてほしいと思います。
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ここまで読んで頂き、ありがとうございました。